仮想通貨FTM/ファントムとは?将来性/取引所/買い方/ステーキング/今後の価格予想を解説


「ファントム/FTMってよく聞くけどどんな仮想通貨なの?将来性はある?」
あなたはこのような悩みをお持ちではありませんか?
イーサリアムやSolana(ソラナ)などに次ぐ人気レイヤー1プラットフォーム「ファントム」、どれほど将来性があるのか気になりますよね。
今回は仮想通貨FTM/ファントムの基本的な概要に加え、将来性や買い方、ステーキング方法などをわかりやすく解説していきます!
本記事を読み進めながら、FTM/ファントムの秘める可能性を一緒に考察していきましょう!
※本記事ではFantom(ファントム)=プラットフォーム、FTM=仮想通貨と区別して解説していきます。
Fantom(ファントム)とは?基本情報/概要まとめ
FTMの基本情報
通貨シンボル | FTM |
時価総額ランキング | 32位(2022年2月時点) →現在の時価総額を見る |
トークン発行上限 | 2,545,006,273 |
トークン規格 | Opera FTM、ERC20、BEP2 |
Twitterフォロワー数 | 37.6万人 |
購入可能な取引所 | Binance |
公式ホームページ(日本語) | 公式ホームページ |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパー |
DeFi開発プラットフォーム
Fantom(ファントム)は、スケーラビリティとトランザクション性能に優れた、次世代のレイヤー1スマートコントラクトプラットフォームです。
ユーザーは誰でもFantom上にスマートコントラクトを内装したDeFiアプリケーションを構築可能です。
レイヤー1プラットフォームの競合としては「イーサリアム」「BinanceSmartChain(BSC)」「Solanaチェーン」などが挙げられます。



2017年に韓国の実業家Dr. Ahn Byung Ik氏によって発足され、2018年のICO時には総額3900万ドルの資金調達を成功させました。
2021年には独自で発行する仮想通貨FTMの価格を100倍以上高騰させ、今後最も成長が期待されるレイヤー1プラットフォームの1つとして注目を集めています。
Fantom(ファントム)の特徴2つ
- 根幹技術にDAGを採用
- イーサリアムとの互換性をもつ
根幹技術にDAGを採用
ファントムが競合のレイヤー1プラットフォームと決定的に異なる部分は、根幹技術として「DAG(Directed Acyclic Graph)」を採用している点でしょう。
DAGはブロックチェーンの後継とも言われる技術であり、多くの開発者から注目を集めています。
以下の表はDAGとブロックチェーンの比較一覧です。
DAG (ファントム) | ブロックチェーン (イーサリアム) | |
---|---|---|
中央管理者 | なし | なし |
新規通貨発行 | 各DAG接続者による 承認が必要 | マイニングによる 承認が必要 |
取引データの 蓄積方法 | 一方通行かつランダムで 繋げていく | ブロック毎にまとめて 繋げていく |
上記の一覧表でわかるように、DAGにはブロックチェーンのようなマイニング作業が存在しないため、マイナーへの送金手数料(ガス代)を支払う必要がないという利点があります。(流動性提供者へ手数料を少額支払う必要あり。)
また、DAGトランザクション処理速度に優れ、スケーラビリティ(拡張性)問題の心配がありません。
この特徴は、IoTやマイクロペイメント(少額決済)などの技術にも応用が可能で、ファントムはより幅広いユースケースを備えていると言えるでしょう。
イーサリアムとの互換性を持つ
ファントムは、同じくレイヤー1プラットフォームであるイーサリアムとの互換性(EVM互換)を備えているため、比較的容易にアプリケーションをファントム上へ移植する事が可能です。
イーサリアムから移植されたアプリケーションの例としては「Curve Finance」「SushiSwap」「Chainlink」「Ren Protocol」などが挙げられ、盤石のインフラストラクチャーを兼ね備えているといえるでしょう。
ファントム上にはすでに80以上のDeFiアプリケーションが構築されており、今後もより多くのアプリケーション開発が期待されます。



Fantom(ファントム)の今後と将来性
- 競合レイヤー1の人気を抜く事ができるか
- 幅広いプロジェクトと提携関係を結んでいる
- 優秀なアプリケーション開発者を誘致している
競合レイヤー1の人気を抜くことができるか
ファントムの将来性を左右する最も重要な要素は、競合レイヤー1プラットフォームの存在でしょう。
以下の表は競合レイヤー1プラットフォームとファントムを比較したものになります。
ファントム (FTM) | イーサリアム (ETH) | BSC (BNB) | Solana (SOL) | |
---|---|---|---|---|
時価総額 ランキング | 32位 | 2位 | 4位 | 8位 |
ガス代 | 0.00002 | $100 | $0.5 | $0.0001 |
1秒あたりの 処理速度 | 4,500 | 13 | 50~100 | 50,000 |
アプリの数 | 80 | 3,000 | 1,000 | 500 |
イーサリアム 互換性 | あり | あり | あり | なし |
主要DEX | GeistFi | Uniswap | Pancake | Raydium |
主要DEXの 流動性 | 10億ドル | 100億ドル | 58億ドル | 20億ドル |
DeFi構築に特化したプラットフォームとして人気を集めるファントムですが、現状ガス代や処理速度以外の面で大きく遅れをとっていることがわかりますね。
しかし、主要DEXへの流動性は決して低くなく、今後知名度が上がってくれば時価総額上位も充分狙えるのではないでしょうか。
幅広いプロジェクトと提携関係を結んでいる
現在80以上のプロジェクトがファントム上に構築されておりますが、競合プラットフォームと比較すると、物足りなさは否めません。
しかし、スケーラビリティに優れたファントムは、政府や企業のサプライチェーンソリューションとしても活用されています。
すでに、アフガニスタン政府の厚生労働省、鉄道省、工業標準規格などがファントムの技術を採用し話題を集めました。
We're very excited to announce that Fantom's technology will be used by the Afghanistan Railway Authority.
As part of the digitization of Afghanistan program, Fantom will implement blockchain tools and perform a technological upgrade for the ARA. pic.twitter.com/O5z0CqBJXP — Fantom Foundation (@FantomFDN) April 5, 2021
このようなユースケースを今後もより拡大していくことで、将来的にファントムの知名度が上昇する可能性は非常に高いでしょう。
優秀なアプリケーション開発者を誘致している
2019年にメインネットをローンチしたファントムですが、エコシステム拡大のために新たなCEOとしてMichael Kong氏を迎えました。
Kong氏はEthereumや高級言語Solidityにの発展に貢献した人物の一人として知られており、DeFi開発コミュニティでも幅広いコネクションを持ちます。
Kong氏が新たに誘致したエンジニアの中には、Yearn.financeなど様々なDeFiアプリケーションを開発したAndre Cronje氏なども含まれており、より盤石の布陣で開発を進めています。
仮想通貨FTMの特徴3つ
レイヤー1プラットフォームであるファントムは、独自の仮想通貨FTMを発行しており、特徴としては以下の3点が挙げられます。
- 年利13%のステーキングに使用可能
- FTMを担保に合成資産を作成し売買可能
- ガバナンス権の獲得
年利13%のステーキングに使用可能
ユーザーはファントムに仮想通貨FTMを預け入れることでステーキングに参加する事ができます。
ステーキングとは特定の仮想通貨を取引所に預け入れることで、報酬を受け取る金利運用方法です。
ファントムにFTMをステーキングした際の年換算利回り(APR)は、2021年11月時点で13.41%となっており、非常に高利率での資産運用を行えます。
これはつまり、10,000FTM(200万円相当)を1年間預けたら、およそ1,300FTM(26万円相当)の利益を獲得できるという事です。
銀行の普通預金が年利0.001%と比べても、ファントムでの金利収入がどれだけ破格かわかりますね。



FTMを担保に合成資産を作成し売買可能
上記のステーキングで預入れたFTMをそのまま担保にする事で、新たな合成資産を作成する事が可能です。
合成資産とは、仮想通貨や法定通貨(円やドル)・コモディティ(石油や金)などの価格と連動したトークンを指します。
これはファントム内でfMintと呼ばれており、作成された合成資産はfTradeと呼ばれるファントム内の機能で売買することが可能です。
このような機能をレイヤー1レベルで備え付けているのは、ファントムの特筆すべき点だと言えるでしょう。
ガバナンス権の獲得
ファントムは、プロトコルアップデートや今後の方針などをFTM保有者による投票で決定します。
これは、ファントムの分散化を保つためでに必須の機能であり、ファントムに限らず多くの仮想通貨プロジェクトで採用されています。
仮想通貨FTMのチャート・価格予想
2022年2月、1FTMは1.9~2.5ドル間での価格推移を展開しています
2021年の10月28日には、価格最高価格の3.48ドルをマークしたFTMですが、価格の伸び代はまだあるのでしょうか?
各専門メディアが公開しているFTMの2023年~価格予想は以下の通りです↓
2023年~価格予想まとめ
- WalletInvestor:2023年末に4.40ドル
- DigitalCoinPrice:2023年には3.41ドル
各メディアともとも2023年にはFTM価格が最高値付近、もしくは最高値更新まで上昇すると予想していますね。
価格高騰後も安定的に上位に食いこんでいる通貨なので今後にも期待が持てそうですよね。
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仮想通貨FTMが購入できる取引所/買い方
FTMが購入できる取引所



仮想通貨FTMは国内取引所では直接購入できず、海外取引所でしか取り扱われていません。
FTMが購入できる&日本人も利用できるおすすめ海外取引所はBinance(バイナンス)になります。
FTMの取引量全体の25%以上をバイナンスが占めており、非常に取引が活発になっています。
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FTMの買い方
- 国内取引所でBTC購入
- 海外取引所へBTC送金
- 海外取引所にてFTMにコンバート
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仮想通貨FTM/ファントムまとめ
いかがでしたでしょうか、以上が仮想通貨FTM(ファントム)の基本情報から将来性の解説になりました。
2020年にBinance Smart Chainが誕生して以降、仮想通貨界隈ではイーサリアムキラーと呼ばれるレイヤー1プラットフォームが数多く誕生しています。2021年に入り、その流れは顕著に現れており、SolanaチェーンのネイティブトークンSOLは時価総額ランキングを6位まで上昇させました。
ファントムも時価総額ランキングでTop10に入るほどのポテンシャルを秘めており、イーサリアムキラーの筆頭として価格を高騰させるかもしれません。
今後のファントム/FTMに注目しましょう。
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